リアルタイムレンダーオプション (環境設定)

レンダー

iCloneはレンダリング用に3種類のシェーダ(クイック、バーテックス、ピクセル)が搭載されています。そして自動的に3Dグラフィックカードを検索してコンピュータにインストールし、性質設定オプションを提供します。性質設定は搭載されている3Dグラフィックカードによって異なります。 例えば Nvidia 7x00シリーズまたはATI Radeon 9x00の場合、高, 中, 低そしてカスタムレンダー設定を選択できます。 しかし、旧式の3DグラフィックカードのGeforce4 MX等を使用の場合、シェーダモデル1.0はサポートされていないため、性質は低およびカスタムのみ選択可能です。新しいピクセルシェーダ機能は要件が満たされない場合使用できません。

クイックシェーダは3D効果と共に最適なリアルタイムレンダーを作成しますが、高速パフォーマンスはできせん。

バーテックスシェーダは幾つかの3D効果に中間ビジュアル質を使用することができません。

ピクセルシェーダはシェーダモデル1.0を利用し、そしてオプションとしてバンプ/法線、グロウ、反射、屈折を含みます。これらオプションを使用すると視覚品質は増しますが、システムリソースを消費します。

上記詳細は3Dビューアのシェーディング方法 をご確認ください。

アンチエイリアシング

アンチエイリアシング機能をオンにすると、物体輪郭のギザギザを減少した画像を出力します。

アンチエイリアシングがオフの状態

アンチエイリアシングがオンの状態


ミップマップ

ミップマップは距離間のある徐々に低くなる解像度テクスチャオブジェクトのレンダーを行います。

ミップマップがオフの状態

ミップマップがオンの状態


カメラアングルが斜めすぎる場合、ミップマップ機能はカメラに近い表面がぼやける可能性があります。この現象を解決するには異方性フィルタリングの値を増やします。

異方性フィルタリングがオフに設定

異方性フィルタリングが16xに設定


フレックス/スプリングFPSをシンクさせる

フレックススプリングの基本理論は、3Dビューアに前のフレーム状態に応じた結果を基にした効果を表示し、結果の再生をよりスムースにします。しかしエクスポートする時、FPSが最低30の場合、フレックスとスプリングエンジンが各フレックスとスプリングの状態計算を怠って、不適切な結果を作成する可能性があります。

フレックス/スプリングFPSをシンクさせる機能をオンにすると、上記問題が解決できます。iCloneは2種類の効果をフレームを次から次へエクスポートするために計算します。エクスポートされたファイルは最も適切なフレックスそしてスプリング効果結果になります。しかしこの機能はシステムリソースを消費し、エクスポート中はパフォーマンスが減少します。

最大リアルタイムマップサイズ

大きなオブジェクトを適用、またはこれらをアップで表示した場合、テクスチャはぼやけることがあります。ぼやけが生じた場合、使用できる限界サイズに達したというサインとして認識してください。

デフォルトテクスチャサイズの設定は512 x 512です。 この設定が使用できる限界テクスチャサイズです。従って512 x 512よりも大きなテクスチャを3Dオブジェクトに適用すると、512 x 512 (ユニットはピクセル)にスケールダウンされ、テクスチャ結果はぼやけます。

最大リアルタイムマッピングに3Dオブジェクトを適用すると最大サイズを使用することができます。高い解像度テクスチャを使用する場合、テクスチャサイズを高く(1,024 x 1,024から4,096 x 4,096まで)設定でき、本来のテクスチャ品質を維持します。テクスチャ画像はグラフィックカードのメモリーを必要とするので、オプティマイズされた視覚効果のために全体のテクスチャ配分を考慮してください。

ソース画像 = 3000 x 3000
最大リアルタイムマップサイズ = 512 x 512

ソース画像 = 3000 x 3000
最大リアルタイムマップサイズ = 4096 x 4096