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Flash職人への道 上級編
第拾壱回 変数
今回はFlash内で値のやり取りを行う為につかう「変数」について説明するね。
今までよりもちょっとステップアップしたAction Scriptを記述できるようになる為に、頑張ってみよう☆
■変数って何?
Action Scriptで使用する変数は、多少Flash独自の概念が盛り込まれてはいますが、他のプログラム言語であるC言語やJava言語などと殆ど同じです。もっと分かりやすく説明すれば、数字や文字を何でも収納することのできる箱のような存在です。数学を例にすればx-3=2x+5などの方程式にx を用いますが、このx と似たようなものです。
変数を使ってみよう
変数を使う為には変数名と値を代入します。本来は変数の宣言など正式な記述方法がありますが、ここでは変数の簡単な使い方についてのみ説明します。(変数の扱いについて詳しくは次章で行います。)
■変数を記述する
任意のアクションパネルに下記の通り記述することで、変数を扱うことができるようになります。
<記述内容>
i = 1;
hensuu = 2;
ここで”i”や”hensuu”と記述している部分は任意の文字を入力します。(※変数名は半角英数字で命名します。)
この記述の意味は、変数名 i は1、変数名hensuuは2である という内容になります。
ここで紹介する変数は後の章で説明しますが、演算子と呼ばれる計算式など様々なものに用いることができます。
演算子を用いた記述例は下記のようになります。
<記述内容>
i = 1;
hensuu = 2;
goukei = hensuu + i;
これを見ると、変数名goukeiに代入される値はhensuu(2)+i(1)なので3が入ることが分かります。 このように変数を利用すれば、動的な値を扱うことができるようになります。 これは例えばゲームの点数のカウンターであったり、ムービーの再生回数のカウントであったり、工夫次第で色々な用途に利用できます。
■変数を扱う上での注意
変数には少し癖のある部分があります。それは変数自体に変数の有効範囲が設けられているということです。こう説明すると少々理解が難しいかもしれませんが、例えばムービークリップ名AとBの2つが存在するとします。それぞれのムービークリップ内で、変数名iという同じ名前を使ったとしても、別の変数として扱われます。つまり
ムービークリップ名Aで記述した変数iはそのムービークリップ内でしか扱えません
。ムービークリップ名Bで記述した変数iも同様です。ですからムービークリップ名Aで記述した変数iの値が2だったとしても、ムービークリップ名Bで記述した変数iの値が2にはならないのです。この変数はタイムライン変数と呼ばれる種類の変数です。基本的には記述したムービークリップやメインフレーム内でしか扱えないものであるということを覚えておきましょう。
変数にはグローバル変数と呼ばれる種類のものもあります、グローバル変数はすべてのムービークリップやメインフレーム内で共有して扱える変数です。グローバル変数を利用する場合は、独自の宣言が必要となります。これについては次章で説明します。
まとめ
今回の変数については、わかってもらえたかな?多少なりプログラム言語で変数という概念に触れていないととっつきにくい内容ではあるかと思うが、この概念を理解してもらえれば、非常に簡単で便利なものなので是非覚えて欲しい!Action Scriptは、同じ変数名でも基本は共有されずパス(位置)によって個別に管理されるという性質を持っているんだ。少し理解しにくいかもしれないが頑張ってマスターしよう!
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